ダイハツ工業は12月20日(水)、車両の認証試験をめぐる不正があったことを発表しました。
なんとその不正の数は174か所もあったとのことで世間を驚かせています。
こちらでは、今回のリコール対象車種と確認方法、なぜリコールするのかと、問い合わせ先もあわせてまとめています。
ダイハツの軽自動車に乗っている方は、一度確認してみてくださいね。
ダイハツリコール2023対象車種
不正すでに生産を終えた車種を含む64車種と3種類のエンジンに及びます。
車種や、車体番号については、2023年12月27日現在、まだ発表がありません。
ただ多くの車種では「安全性に問題はない」としているが、
「キャスト」と「ピクシスジョイ」の2車種は安全性能基準を満たさない恐れがあり、
リコール(回収・無償修理)について国土交通省に報告し、今後判断を求めます。
安全性能基準を満たさない車種があったとは!
国土交通省の立ち入り検査
今回のダイハツ工業の不正について、国土交通省が速やかに確認試験を行い、
基準適合性が確認されたものは順次公表、
リコール(無料の回収・修理)が必要な車種は、
同社に届け出を出すよう指導する方向です。
この立ち入り検査は12月21日・22日に行われていますが、
12月27日時点では、まだ詳細は出ていません。
3車種の型式指定取り消し!2024 (1/16追記)
特に悪質な不正を確認したとして次の3車種の型式指定を取り消す方針です。
これは道路運送車両法に基づく、異例の措置となります。
●ダイハツ・グランマックス
●トヨタ・タウンエース
●マツダ・ボンゴ
トヨタ・ライト/タウンエース
— 個性的な車を偏見で紹介するbot (@koseiHENTAIbot) January 12, 2024
同社の車名を冠するがその正体はダイハツがインドネシアで製造するグランマックス。程よいサイズで使いやすいが作り込みやエンジン・ミッションのセッティングは雑さが目立つ。タイヤまでインドネシア製という罠。日本向けを本気で造って下さいpic.twitter.com/pCHmyu8nxa
歴代トヨタ・タウンエース pic.twitter.com/roHvX1W0cl
— ミドルな子 (@Middle_dora_007) May 18, 2023
マツダ ボンゴ(4代目)
— 好き勝手に車を語るアカウント (@talking_car) February 21, 2023
プラットフォームは3代目をベースに改良。デザインが近代化され衝突安全性も向上した。改良が重ねられながら20年以上販売された超ロングセラー。ハイエースより少し小さい独自立ち位置で一定需要はある pic.twitter.com/BLZy6BiAVF
ダイハツリコール2023対象車種の確認方法/検索は?
ダイハツはリコール対象かどうかを車体番号より確認できるようになっています。
自動車検査証(車検証)の車台番号欄の記載事項を、入力して検索ボタンを押すと、対象車種かどうかが分かるようになっています。
サイトを確認すると、現在は、2023年11月2日の「トール」「ブーン」が最新のリコール情報なので、
今回の不正によるリコール対象は反映されていないようですね。
早めの対応を期待しましょう!
ダイハツリコール2023の不正の内容は?
ダイハツは軽自動車の国内シェアの3割を握ります。
昨年度の世界生産台数は約170万台。
不正と出荷停止の対象には、親会社のトヨタ自動車やマツダ、スバルにOEM(相手先ブランドによる生産)をしている国内16車種、海外7車種も含まれているようです。
不正は、試験データの捏造(ねつぞう)や改ざん、車両や実験装置の不正な加工や調整など、
25項目に及びます。
多くの車種では「安全性に問題はない」としているが、
先ほどもお伝えしたとおり、「キャスト」と「ピクシスジョイ」の2車種は、
安全性能基準を満たさない恐れがあり、リコール(回収・無償修理)について国土交通省に報告し、判断を求めます。
該当車種を使用している方は、リコールの詳細を待ちましょう
リコーダイハツル2023問い合わせ方法は?
リコール等に関する質問は、ダイハツお客様相談コールセンターに問い合わせましょう。
リコールについての電話問い合わせ
お客様相談センター《受付時間》9:00~~17:00
フリーコール:0800-500-0182
車の不具合はそのままにしておくと危険です、対象車種の方は早めのお手続きを!