これまで全額公費負担だった新型コロナウイルスの治療薬代が10月1日から有料となります。
もともとはこ高額な薬であるため、自己負担がいくらになるのか気になりますよね。
こちらでは、コロナ治療薬の自己負担額や、保険適用についてまとめています。
コロナ治療薬の10月からの自己負担額は?
医療費の窓口負担割合に応じて3000円~9000円の自己負担が生じ、支払額に上乗せというかたちになります。
受診代などの支払額に上乗せ
公費負担の内容
令和5年5月8日~令和5年9月30日
上記の新型コロナウイルス感染症治療薬の薬剤費について、保険適用後に残る自己負担額の全額を公費負担
令和5年10月1日~令和6年3月31日
医療費の自己負担割合によって異なります。
自己負担上限額は次になります。
1割負担の方 : 3000円
2割負担の方 : 6000円
3割負担の方 : 9000円
コロナ治療薬のもともとの値段は?
1人分の薬価について見てみましょう。
ラゲブリオ : 約9万4千円
パキロビッド : 約9万9千円
ゾコーバ : 約5万2千円
インフルエンザ治療薬のタミフル約2千円、ゾフルーザ約5千円と比較すると相当高額ですね。
患者個人における手続きは
患者個人から道への申請等は基本的に不要となります。
詳しくは各自治体のHPなどでご確認ください。
コロナ入院費の補助金は?
最大で月2万円を補助していた入院費については、1万円に減額されます。
10月以降入院費の補助 : 最大1万円
まとめ
2023年9月末日でよりコロナ治療薬の全額公費負担は終了します。
10月からは医療費の自己負担割合によって、3千円~9千円の薬代を、
受診した医療費に上乗せして、支払うかたちとなります。
厚労省は来年4月から新型コロナについて通常の医療体制とする方針のため、
急激な負担増とならないよう公費での支援を段階的に縮小していくようです。
mako
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