1月2日に、羽田空港で日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故の影響で、
5日も羽田空港を発着する便を中心に、日本航空と全日空であわせて
およそ200便が欠航する見通しです。
日本航空と全日空であわせておよそ3万5000人に影響が出る見込みです。
4日は午後8時時点で羽田発着便を中心に計220便超が欠航しています。
こちらでは、欠航便の確認方法や、払い戻し、ホテル代や臨時列車についてまとめています。
【JAL日本航空】羽田発着 国内線 44便欠航
日本航空は、羽田空港を発着する国内線のうち、102便を欠航にすると発表しています。
羽田空港の第1、第2ターミナルは、欠航便の振替などを求める人で混雑しています。 pic.twitter.com/L6GTGOjJ1g
— TRAICY(トライシー) (@traicycom) January 3, 2024
【ANA全日空】羽田発着便など計54便の欠航/ 国際線1便も欠航予定
全日空は、1月5日の羽田発着便について、92便を欠航にすると発表しています。
▶ANA欠航便の確認はこちら
【その他の航空会社】一部の便で欠航や遅れ
羽田空港を発着するほかの航空会社も一部の便で欠航や遅れが決まっています。
さらに影響が拡大する可能性もあるとして、
各社は最新の運航状況についてホームページなどで確認してほしいと呼びかけています。
スターフライヤーの航空券をネットで予約された方へ。羽田空港火災で欠航は払い戻し対応が可能です。ただし、予約時に往復で予約され、かつ往路に搭乗済みの場合、ネットで払い戻し手続きはできないようです。SFJコールセンター(0570073200)へ電話を。会員番号を事前に控えてかけてください。 pic.twitter.com/nJOWZ41j6H
— うどんあ (@udon_a_udon_a) January 3, 2024
JAL/ANA払戻し方法は?
羽田空港火災の影響で、スターフライヤーの搭乗予定便が欠航になりました。空港窓口は100メートル超の行列で、動きが悪い。先ほど欠航の払い戻しはwebで受けてくれる旨の通知が来ました。3日はダメだったので、4日の新幹線をEXで予約し、空港から実家に再帰省します。みなさまご安全に。 pic.twitter.com/zivP71Z4De
— うどんあ (@udon_a_udon_a) January 2, 2024
今朝の羽田空港の様子
— さくだいら (@FmLZa6P1R4Tb3yF) January 2, 2024
自分が搭乗する便が欠航になったため、払い戻しの手続きで並んでいるが昨日の影響がもろに出ています pic.twitter.com/iCiuKNuicn
ホテル代はでるの?
今回の事故に伴う欠航や遅延については、天候理由と同等の取り扱いとなっており、
補償は航空券の払戻しのみで、宿泊代や交通費などの請求などは、
原則できないルールになっています。
(他の目的地に変更するダイバート便のルールは異なります)
【特別対応】キャンセルに手数料はかかる?
今回の事故に伴い、既に購入済みの国内線航空券について特別対応が発表されています。
内容は、飛行機の運航に関わらず、天候や天災、事故などに伴って影響が出る場合、
航空会社が設定した当該空港発着便において、
無料でのキャンセル及び無料での便変更(原則は予約便から30日以内)が
可能な対応となります。
詳細は各社ホームページでご確認ください。
国内線を運航する航空各社の特別対応については以下の通りとなります。
各社の特別対応に該当する便
【ANA】
羽田空港発着便:1月3日の始発便から最終便までの全便
(以下は北陸での地震による特別対応)
能登空港発着便:1月2日の始発便から1月31日の最終便までの全便
小松空港発着便:1月2日の始発便から1月5日の最終便までの全便
富山空港発着便:1月2日の始発便から1月5日の最終便までの全便
新潟空港発着便:1月2日の始発便から1月5日の最終便までの全便
庄内空港発着便:1月2日の始発便から1月5日の最終便までの全便
【JALグループ】
国内線全便:3月31日までの全便
(国際線についても3月31日までの全便が特別対応に)
※1月31日までの手続きが必要
【スカイマーク】
羽田空港発着便:1月3日の始発便から最終便までの全便
【AIRDO】
午前8時時点で欠航便を除いて特別対応の発表なし。
(3日出発便の空港での空席待ちの受付を中止)
【ソラシドエア】
羽田空港発着便:1月3日の始発便から最終便までの全便
【スターフライヤー】
羽田空港発着便:1月3日の始発便から最終便までの全便
東海道新幹線 下り臨時列車運行へ 午前中心に計4本
【臨機応変】もはや、羽田空港救済臨時便。
— だにえる👉鉄道動画&ブログ書くデザイナー (@daniel__railway) January 2, 2024
東海道新幹線、昨日の2本増発に加えて3日も臨時のぞみ号4本増発を発表。
本来、年末年始ののぞみ号は20年ぶりに全車指定席の設定だったが、この臨時増発便4本に限っては普通車に自由席特急券でも着席可能。
影響受けた方の利便が促進されますように。 https://t.co/4RHNRQpe8O pic.twitter.com/yRtkN3ThEN
JR東海は、事故の影響で空の便で欠航が相次ぎ、
利用客の混雑が予想されるとして、
1月3日、東海道新幹線の下りの臨時列車を運行することを決めています。
臨時列車は、東京駅から新大阪駅に向かう午前を中心としたあわせて4本で、
いずれも普通車は自由席だということです。
国際線は?
一方、国際線については、事故があったC滑走路以外の閉鎖が午後9時半に解除されたことを受けて順次運航を再開しました。
▼日本航空は3便、
▼全日空は3日未明までのあわせて7便が欠航となりました。
3日の運航についてはいずれも滑走路や資材の状況を確認しながら調整するとしています。
事故のあったC滑走路のぞき閉鎖解除
国土交通省よりますと、事故のあと午後6時から閉鎖されていた羽田空港の滑走路は、
事故のあったC滑走路をのぞいて午後9時半に閉鎖が解除されたということです。
まとめ
こちらでは、羽田空港の欠航便や払戻しについてまとめてみました。
日本航空と、全日空は、欠航する便が増える可能性もあるとしていて、
最新の運航状況についてホームページなどで確認してほしいと呼びかけています。
今回の欠航便に関係のある方は、予定変更や手続きなど、大変な思いをされているかと思います。
欠航便に乗る予定だった方が、少しでも早く予定地へ到着できますよう、
また手続き変更等がスムーズに完了するように願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!