10月13日（金）に東京都は、都立大学の授業料無償化の対象について世帯年収を拡充することを発表しました。
こちらでは、都立大学の授業料無償化の実施時期や、対象者、また条件などをまとめています。
都立大学「授業料無償化」いつから？
東京都は都立大学の授業料無償化が実施されるのは、来年度からです。
授業料無償化の実施時期 ： 来年度（2024年）
世帯年収はいくらまで？
来年度から世帯の収入が910万円未満の学生にまで広がる方向です。
世帯年収 ： 910万円未満
改定前の制度
都はこれまで世帯の収入が478万円未満の学生を対象に、東京都立大学の授業料約52万円を全額免除していました。
世帯年収の基準は高校生を対象とした国の就学支援金制度の「910万円未満」を参考にしたということです。
都立大学「授業料無償化」の条件は？
都内在住の世帯が対象になります。
また授業料無償化は24歳までに入学した大学院生も対象になっていて、
学部生については高校卒業後の浪人年数が2年以内の入学であることが条件です。
まとめ
都立大学の授業料全額免除が、2024年度からスタートします。
もともとあった制度ですが、今回はその対象の世帯年収を大幅に引き上げました。
また小池都知事は13日の会見で
「国に先駆けた形で少子化対策推進する一環で教育費の負担を軽減する」
と授業料無償化の意義を語っています。
