東京都が所得制限を撤廃して、高校の授業料を無償化する方針です。
こちらでは、2023年12月に検討されている東京都の所得制限なしの高校無償化について、
私立高校も対象なのか、また実施時期や現状との違いなどを調査していきます。
東京都/高校無償化の所得制限撤廃いつから?
東京都は、2024年度から世帯年収910万円未満の制限を撤廃し、
高校の授業料を実質無償化にする方針を固めました。
実施時期 : 2024年(令和6年)度から
東京都/高校無償化は私立高校も対象となる?
東京都は都内在住の高校生を対象とした授業料助成の所得制限を撤廃、
私立高校を含めたすべての高校で授業料を実質無償化にする方針を固めるようです。
また私立高校では授業料の平均額を助成するとみられます。
実施対象 : 都立・公立・私立高校を含めたすべての高校
東京都/高校無償化 2023年12月現在の制度は?
現在、都内高校の授業料は公立で一律12万円、私立高校で平均48万円となっています。
また都立高校の授業料については、国による支援で無償化されています。
いずれも年収910万円未満の世帯が対象となっており、この額を上限に助成をしています。
2023年12月現在
対象 : 年収910万円未満の世帯
実施内容 : 公立で一律12万円、私立高校で平均48万円助成、都立高校は無償
しかし、今回検討されている方針は、年収910万円以上の世帯についても、
都立高校では都が全額授業料を負担し、私立高校では授業料の平均額を助成するとみられます。