梅雨が明けて、いよいよ夏本番という時期から、秋にかけて増えていく台風。
台風の発生は、平年では7月には3.7個と増え、8月は5.7個、9月は5.0個とピークになります。
台風によって通勤など日常生活はもちろん、計画しているレジャーなどにも影響が出てきますよね。
こちらの記事では台風12号の進路予想、日本列島への接近状況について調べていきます。
台風12号2023発生
マーシャル諸島で発生した熱帯低気圧が、
台風に変わり『台風12号』が発生しました。
台風12号 : 8月30日(水) 21:00発生
台風12号2023の進路予想/気象庁
台風12号は、2日(土)午前6時現在、南鳥島近海にあって、時速30キロで北西へ進んでいます。
中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。
この台風は今後も北西へ進み、4日(月)には日本の南で熱帯低気圧に変わる見込みです。
今後の情報に注意してください。
台風12号2023の沖縄/九州/四国/近畿の進路は?
今後、速度を上げて北西に進み9月2日午後9時には父島(小笠原諸島)の東南東約70キロまで進む見込みです。
中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルとなる予想です。
ただ現時点の予想で台風12号は、そこまで強い勢力までは発達しない見込みです。
その後も日本に近づく形で北西に進む見込みですが、9月3日午後9時時点には日本の南で熱帯低気圧に変わるとみられています。
飛行機運行情報/キャンセル・払戻しについて
飛行機の運行情報については各航空会社の最新情報を確認するようにしてください。
キャンセル・払戻し等についても確認することができます。
台風12号2023の進路予想/米軍JTWC(アメリカ)
2023年8月30日午後6時時点の台風12号に変わるとみられる熱帯低気圧の予想進路図です(JTWCより引用)。

通過時間は、Zを単位とする数字。
日本時間は9を足した時間。
KTSは中心付近の最大風速を表す。単位はノット(約 0.514m/s)
米軍合同台風警報センター(JTWC)のサイトを調べてみると、台風12号に変わるとみられる熱帯低気圧は気象庁の予報と同様、あまり発達しないとの見方です。
今後、北西よりに進むとみており、9月4日午後3時時点では近畿地方や四国地方、中国地方、九州地方などが風速15メートル以上の強風域に入る可能性があるとみています。
中心付近の風の強さ
8月31日午前3時:26メートル
8月31日午後3時:31メートル
9月1日午前3時:28メートル
9月1日午後3時:26メートル
9月2日午後3時:26メートル
9月3日午後3時:23メートル
9月4日午後3時:21メートル
「キロギー」の名前の由来
台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられます。
台風12号の名前「キロギー」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名称で、
「がん(雁)」のことを意味する朝鮮語からとられています。
まとめ
気象庁の最新情報と、アメリカ米軍の台風警報センターの情報をもとに、
台風12号の発生状況について調べてみました。
2023年8月30日(水)午前1時現在、台風12号はまだ発生していませんが、
今後、台風に変わる可能性が高くなりました。
台風発生の可能性がある地域にお住まいの方や、ご旅行などの計画がある方は、
事前に備えや対策することへの参考にして頂けると幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!