梅雨が明けて、いよいよ夏本番という時期に、秋にかけて増えていく台風。
台風の発生は、平年7月には3.7個と増え、8月は5.7個、9月は5.0個とピークになります。
台風によって通勤など日常生活はもちろん、計画しているレジャーなどにも影響が出てきますよね。
こちらの記事では台風9号の進路予想、沖縄への接近状況について調べていきます。
台風9号2023が発生
気象庁によると、8月24日午後3時の観測で、熱帯低気圧が台風9号に変わりました。
台風9号 : 2023年8月24日(木)発生
台風9号2023の進路予想/気象庁
気象庁によりますと、非常に強い台風9号はフィリピンの東を北へ進み、
今後次第に進路を西寄りに変える見込みです。
台風の影響で、沖縄県の先島諸島ではうねりを伴って次第に波が高まり、
今後の進路によっては8月30日から31日にかけて大しけとなるおそれがあります。
実況
実況日時 | 30日06時現在 | 中心気圧 | 935hPa |
---|---|---|---|
大きさ | — | 中心位置 | 北緯 20度05分 東経 121度25分 |
強さ | 非常に強い | ||
存在地域 | バシー海峡 | 中心付近の 最大風速 | 50m/s |
方向・速さ | 北西に15km/h | 最大瞬間風速 | 70m/s |
15m/s以上の 強風域 | 北西に280km 南東に220km | 25m/s以上の 暴風域 | 全域で95km |
台風11号2023進路予想!沖縄本島/石垣島/宮古島に接近/直撃する?米軍JTWCも!
台風9号2023の沖縄本島/石垣島/宮古島の進路は?
非常に強い台風第9号は、フィリピンの東にあって、北西へゆっくり進んでいます。
中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は45m/sです。
この台風は、8月30日(水)時にはバシー海峡に達し、1日15時以降は南シナ海をゆっくり西へ進む見込みです。
台風周辺地域および進路にあたる地域は暴風や大雨に、台風の進路にあたる海域は大しけに厳重な警戒が必要です。
台風9号は猛烈な勢力で8月30日(水)頃から沖縄地方に接近する恐れがあります。
石垣島や宮古島など先島諸島の沿岸の海域では29日(火)頃からうねりを伴いしけ、
8月30日(水)頃からは大しけとなるようです。
海岸付近には近づかないようにしてください。
沖縄本島地方や奄美でもうねりを伴って波が高くなる恐れがあります。
また、先島諸島では30日(水)頃は風も強まり、台風が予報円の北側の進路をとると、暴風となる恐れもあります。
台風11号2023進路予想!沖縄本島/石垣島/宮古島に接近/直撃する?米軍JTWCも!
飛行機運行情報/キャンセル・払戻しについて
飛行機の運行情報については各航空会社の最新情報を確認するようにしてください。
キャンセル・払戻し等についても確認することができます。
台風9号2023の進路予想/米軍JTWC(アメリカ)
世界で台風情報が最も早いと言われている米軍のJTWC発表の台風情報をみてみましょう。
2023年8月25日午後6時時点の台風9号の予想進路図です(JTWCより引用)。
通過時間は、Zを単位とする数字になります。
また日本時間は9を足した時間。KTSは中心付近の最大風速を表します。単位はノット(約 0.514m/s)
米軍合同台風警報センター(JTWC)のサイトを調べてみると、台風9号は気象庁と同様に大きく移動せず勢力を強めていくとみているようだ。
「サオラー」の名前の由来
台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられます。
「サオラー」の命名国はベトナムで「ベトナムレイヨウ」を意味します。
まとめ
気象庁の最新情報と、アメリカ米軍の台風警報センターの情報をもとに、
台風9号の発生状況について調べてみました。
2023年8月24日に台風9号が発生しました。
台風発生可能性がある地域にお住まいの方や、ご旅行などの計画がある方は、
事前に備えや対策することへの参考にして頂けると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
台風11号2023進路予想!沖縄本島/石垣島/宮古島に接近/直撃する?米軍JTWCも!