梅雨が明けて、いよいよ夏本番という時期から、秋にかけて増えていく台風。
台風の発生は、平年では7月には3.7個と増え、8月は5.7個、9月は5.0個とピークになります。
台風によって通勤など日常生活はもちろん、計画しているレジャーなどにも影響が出てきますよね。
こちらの記事では台風14号の進路予想、日本列島への接近状況について調べていきます。
台風14号2023発生
台風14号「コイヌ」が9月30日(土)午前3時にフィリピンの東で発生しました。
台風14号 : 9月30日(土)午前3時 発生
台風14号2023の進路予想/気象庁
大型で非常に強い台風14号は、3日(火)午前6時現在、沖縄の南にあって、時速10キロで西北西へ進んでいます。
中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルとなっています。
この台風は沖縄の南を西北西へ進み、5日(木)にかけて先島諸島に接近するおそれがあります。
先島諸島では3日から大しけとなり、非常に強い風が吹く見込みです。
名称KOINU(コイヌ)
大きさ 大型
強さ 非常に強い存在
地域 沖縄の南中心位置北緯20度20分
【台風情報】
— ウェザーニュース (@wni_jp) October 3, 2023
4日(水)6時現在、大型で強い勢力の台風14号(コイヌ)は沖縄の南の海上を北西に進んでいます。
先島諸島は風速15m/s以上の強風域に入っていて、7時までの最大瞬間風速は石垣島で16.2m/s、与那国島で18.5m/sを観測しました。https://t.co/WDwQt3ivrn pic.twitter.com/YkBwbJGets
台風14号 石垣島地方に最接近 先島諸島では高波に警戒を #nhk_news https://t.co/3p6aijY1wD
— NHKニュース (@nhk_news) October 3, 2023
台風14号2023の沖縄/西日本/東日本の進路は?
台風14号は、このあと発達しながら進路を北よりから西よりへと変える見込みです。
10月2日(月)には暴風域を伴うようになり、4日(水)には非常に強い勢力となって沖縄の南の海上に達する予想となっています。
今後は北よりから次第に西よりに進路を変えて、予報円の中心を進めば、10月2日(月)から4日(水)頃にかけて沖縄の南を西へ進む予想です。
海面水温が30℃以上と高い海域を進むため発達し、暴風域を伴って、3日(火)には「強い」勢力となるでしょう。
台風の勢力とは最大風速で決まり、「強い」勢力とは強い方から3番目のレベルです。
10月5日(木)にはフィリピンと台湾の間のバシー海峡を進むでしょう。
予報円がまだ大きいですが、進路の予想より、進む速度の予想に幅があるような状況です。
台風14号が発生しました。
— 荒木健太郎 (@arakencloud) September 29, 2023
名前は「コイヌ(Koinu)」、日本名で星座のこいぬ座という意味です。南西諸島が予報円に入っています。今後の台風情報にご留意ください。 pic.twitter.com/rRoMgfwktO
沖縄では3日(火)から5日(木)頃にかけて波が高くなり、宮古島や石垣島など先島諸島では大しけとなる恐れがあります。
先島諸島を中心に雨や風が強まり、大荒れの天気となる恐れもあります。最新の台風情報に注意し、早めの台風対策をなさってください。
また、前線が西日本から東日本の南に延び、前線に向かって台風周辺の湿った空気が流れ込む予想です。
前線の活動が活発化し、前線の位置によっては西日本や東日本の太平洋側に活発な雨雲がかかる可能性もあります。
【週間天気】この先1週間の天気のポイント
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 30, 2023
・北日本や日本海側は雨や曇りが多い
・秋の空気 山で初冠雪の可能性も
・台風14号 沖縄に影響も
▼詳しくはこちら▼https://t.co/j5XD9vcEoc pic.twitter.com/XJCKHHwlzT
まだ前線の位置の予想に幅があるような状況ですので、最新の気象情報を確認してください。
【台風第14号実況・予報 2023年09月30日 04:13】
— 特務機関NERV (@UN_NERV) September 29, 2023
台風第14号(コイヌ)が発生しました。 pic.twitter.com/pgGBE4aIGI
飛行機運行情報/キャンセル・払戻しについて
飛行機の運行情報については各航空会社の最新情報を確認するようにしてください。
キャンセル・払戻し等についても確認することができます。
台風14号2023の進路予想/米軍JTWC(アメリカ)
2023年9月30日午後6時時点の台風14号の予想進路図(JTWCより引用)。

通過時間は、Zを単位とする数字。
日本時間は9を足した時間。
KTSは中心付近の最大風速を表す。単位はノット(約 0.514m/s)
米軍合同台風警報センター(JTWC)のサイトを調べると、台風14号は気象庁と同様に
沖縄の南を西に進むとみています。
10月3日か4日ごろに沖縄の先島諸島に接近するとの見方で、強風域に入る恐れがあるようです。
中心付近の風の強さ
10月1日午前3時:21メートル
10月1日午後3時:23メートル
10月2日午前3時:26メートル
10月2日午後3時:31メートル
10月3日午後3時:44メートル
10月4日午後3時:51メートル
10月5日午後3時:57メートル
名前の由来
台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられます。
台風14号の名前「コイヌ(Koinu)」は日本が提案した名称で、星座の「こいぬ座」・子犬が命名の由来となっています。
まとめ
気象庁の最新情報と、アメリカ米軍の台風警報センターの情報をもとに、
台風14号の発生状況について調べてみました。
2023年9月30日(火)午前3時、台風14号が発生しました。
台風発生の可能性がある地域にお住まいの方や、ご旅行などの計画がある方は、
事前に備えや対策することへの参考にして頂けると幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!