気象庁によると、フィリピンの東にある熱帯低気圧が6月7日午後0時までに台風になる可能性が高くなりました。
この台風が発生すれば、先日の2号に続き台風3号になります。
発表を基に予想進路、勢力などをまとめてみました。
台風3号(6月13日追記)
台風3号は6月13日(火)、八丈島など伊豆諸島南部に接近した後、日本の東の海上で温帯低気圧に変わりました。
台風3号発生!今後の進路は?(6月7日追記)
6月6日(火)21時、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧が台風3号になりました。
発達し暴風域を伴って北上し、来週前半は日本の南を通過して島嶼部などに影響を及ぼすことも考えられます。
台風3号(6月6日21時)情報
中心位置 フィリピンの東
移動 ほとんど停滞
中心気圧 1002 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
台風3号はゆっくりと北上しながら徐々に勢力を強め、暴風域を伴い強い勢力に発達する見通しです。気象庁の台風予報では、5日先の11日(日)には中心気圧965hPa、最大風速35m/sの強い台風になることが予想されています。
台風を移動させる上空の風の流れが弱いため進路を正確に予想することがまだ難しいものの、高気圧の縁に沿って北西に移動したのち北東に転向する可能性が高くなっています。
台風の暴風域に入る確率は?
鹿児島県
種子島・屋久島地方 1 %
奄美地方 5 %
沖縄本島地方
本島北部・中南部 6 %
慶良間・粟国諸島 5 %
久米島 3 %
大東島地方 12 %
宮古島地方 3 %
八重山地方 石垣島地方 2 %
与那国島地方 1 %
台風3号たまご今後の進路は?
熱帯低気圧は6日正午現在、フィリピンの東にあり、ほとんど停滞しています。
中心気圧は1004ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。
7日正午までには台風になる可能性が高く、中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルの予報です。
その後、発達し6月11日午前9時時点では中心気圧975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速45メートルで中心から900キロ以内が暴風警戒域になっています。
進路予想をみると今後、フィリピンの東を北西に進み、徐々に北に進路を変えながら進む見込みです。6月11日午前9時ごろには沖縄の南まで進んでいるとみられ、予報円、暴風警戒域に沖縄地方が含まれています。
米軍(JTWC)の見方は(※参考)
米軍合同台風警報センター(JTWC)のサイトを調べてみると、台風3号に変わるとみられる熱帯低気圧は気象庁と同様、今後は北西から北寄りへ進路を変えるとみているようです。
6月11日にかけ沖縄地方が強風になる可能性があるため、今後の動きに注意が必要です。
まとめ
今年2023年は4月に台風1号、5月に台風2号が発生していて、この台風3号の発生は約半月ぶりになります。
6月の台風発生数の平年値は1.7個で、台風の発生が増え始める時期です。
梅雨前線の活動も活発になってくる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えるようにしてください
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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