仕事柄の取り扱いがなければ、普段はなかなか触れることのない収入印紙。急遽、領収書や契約書に貼り付けることになったとき、「どこで買うの?」となる人も多いですよね。
さらに必要となったときが土日祝日だったり、深夜だったりした場合は購入場所は限られてきます。
この記事では通常の収入印紙の購入場所と、急遽土日祝日や深夜に必要になったときの購入場所についてまとめていきます。
収入印紙は金額別に全部で31種類!場所によっては置いていない種類の収入印紙もあるので要注意!
収入印紙の種類と購入場所5ヶ所
収入印紙は全部で31種類(1円~100,000円)まであり、場所によっては取り扱いのない収入印紙もあります。自分の使用する収入印紙の金額を確かめ、置いてあるところに買いに行かないと無駄足になってしまいます。
まずは通常時に収入印紙を購入する場合の、主な購入場所を5ヶ所紹介します。
郵便局
まずは代表的なのが郵便局です。主に平日9時~17時の営業時間内に郵便窓口で購入できます。
簡易郵便局などの小さな郵便局では全種類取り扱っていないことがあります。使用する収入印紙の金額が大きい場合は、事前に電話で問い合わせるか、最寄りの大きな郵便局に行くことをおすすめします。
法務局・役所
あまり馴染みのない人が多いと思いますが、法務局でも収入印紙が購入できます。
基本的には全種類の収入印紙を取り扱う法務局ですが、場所によって販売していない法務局もあるようです。
最寄りの法務局で取り扱いがあるか、事前に問い合わせしてみることをおすすめします。
また役所でも取り扱いがある場合があるので、事前に問い合わせしてみてもよいかもしれません。
コンビニ
大手のコンビニではだいたい収入印紙を販売しています。
しかし、ここで注意が必要なのは、200円の収入印紙しか取り扱いがないことです。場所によっては1000円の収入印紙の取り扱うところもあるようですが、基本的には200円の収入印紙のみの販売になります。
印紙売りさばき所
「印紙売りさばき所」は文字通り印紙を取り扱っている所で、日本郵便会社が販売を委託しているところです。コンビニもその一つです。また法務局や役所内にあるのも、この「印紙売りさばき所」に該当します。
最近はみかけることも少なくなりましたが酒屋やたばこ屋の看板に郵便マークを掲げていれば切手販売とともに収入印紙の取り扱いをしている場合があるので、立ち寄ってみてもよいかもしれません。
しかし酒屋やたばこ屋は200円の収入印紙のみ取り扱っていることが多いです。
金券ショップ・ネットオークション
金券ショップでも収入印紙を取り扱っている場合があります。額面の98%前後くらいの金額で販売されていることもあるようです。しかしほとんどの金券ショップは200円の収入印紙の取り扱いが多く、それ以外の収入印紙については来店のタイミングであるかどうかになります。
またヤフーオークションなどにも収入印紙が出品されていることがあります。金券ショップと同じように少し安く出品されていることもありますが、額面のまま出品されている上に送料がかかり高くなることもあるので要注意です。
土日祝や深夜でも購入できる場所は?
平日に必要であったり、事前に準備できていれば問題ありませんが、土日祝日に急遽収入印紙が必要になることもありますよね。
それでは土日祝日や深夜に収入印紙を購入できるところを紹介します。
郵便局のゆうゆう窓口
郵便局には土日祝日も対応してくれる「ゆうゆう窓口」というものがあります。
ゆうゆう窓口というのは、夜間や土日祝日も営業している窓口のことで、郵便の仕分けを行うような大きめの郵便局に設置されています。いざという時に便利なので、自宅から最寄りのゆうゆう窓口は調べておきたいところです。
ただし営業時間については24時間営業のところもありますが、郵便局によって異なるので、確認が必要です。24時間ではないところは、7時または8時に始まり、20時または21時に終わるところが多いです。
ゆうゆう窓口では通常の郵便窓口で取り扱っていることと同様の業務を行ってくれますので、収入印紙の販売もしています。
また以前に比べると土日祝も営業している郵便局が少しずつ増えてきました。都内には24時間営業の郵便局もあり深夜の購入も可能です。
コンビニ
コンビニであれば24時間365日営業しているところが多いので、曜日や時間を気にせず購入ができて便利です。
しかし、上でも説明したようにコンビニは200円の収入印紙しか取り扱いがありません。稀に1000円の収入印紙を置いてあることもありますが、可能性は低いです。
金券ショップ
金券ショップは土日祝日なども営業していることが多いので、近くにあれば立ち寄ってみましょう。
ですがこちらも上で説明したように、200円の収入印紙の取り扱いが多く、それ以外の収入印紙については来店のタイミングであるかどうかになり、必要な収入印紙が確実に手に入るか分かりません。
まとめ
収入印紙を購入するには、郵便局が一番種類も豊富です。
200円の収入印紙が必要なときはコンビニが一番手軽で便利です。
また土日祝日や深夜に200円以外の収入印紙が必要になったときは、最寄りのゆうゆう窓口や24時間営業郵便局が収入印紙が購入できる場所になります。
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