行政書士の資格を取得するには、行政書士の試験に合格する必要があります。この記事で行政書士試験の受験資格や日程、申込み方法など、試験を受けるにあたっての手続きについてご説明します。
誰でも受験できる国家資格
行政書士試験の受験資格には、年齢、学歴、国籍等による制限がなく、誰でも受験することができます。すべての人に平等に受験の機会が与えられている試験といえます。
また行政書士として働くには試験に合格した後に登録する必要がありますが、他の国家資格のように資格更新期限や登録期限が設けられていないので、試験にさえ合格してしまえば、資格は一生有効です。
行政書士試験は制限がなく誰でも受けることができます。そして一度合格すると資格は更新期限はなく一生有効です。
行政書士試験は年に1回
行政書士試験は、行政書士の業務に関して必要な知識及び能力を問うために、毎年1回だけ実施されます。
試験は例年、11月の第2日曜日、午後1時から4時までの3時間実施されます。北海道から沖縄県までの47都道府県の全てで試験場が設定されています。また住所地よる試験場の制限がないので、沖縄県に住んでいる人が北海道の試験場で受験することもできます。
試験は毎年1回、11月の第2日曜日。午後1時から4時まで実施されます。
受験申込みから合格までの手続
行政書士試験の受験願書は、例年8月の初旬から9月初旬まで各都道府県の都道府県庁や行政書士会などで配布されますが、一般財団法人行政書士試験研究センターから郵送してもらうこともできます。
受験申込みは、郵送またはインターネットにより行います。
郵送の場合は、8月初旬から9月初旬まで、受験願書に同封された封筒を使用して、簡易書留郵便で郵送することになります。
インタネーットによる場合は、8月初旬から月末あたりまでに、一般財団法人行政書士試験研究センターが開設したインターネット出願ページから出願します。
受験手数料は7000円で、郵送の場合は試験案内に綴じ込まれているいる専用の払込用紙により、郵便局の窓口で払込みます。インターネットによる場合は、出願画面に従ってクレジットカードまたはコンビニエンストアでの払込みとなります。
受験申込みに必要なものとして、あとは証明写真が必要です。
受験申込み後、受験票は10月下旬に送付されます。そして11月第2日曜日の試験が実施された後、翌年の1月下旬に試験結果の発表があり、合否通知書が送付されます。
受験の申込みは、郵送の場合8月初旬から9月初旬までです。必要なものは受験願書、証明写真、受験料7000円になります。
まとめ
行政書士試験は毎年1回、11月の第2日曜日の午後1時から4時まで実施される、受験制限のない誰でも受けられる試験です。
申し込みは、郵送の場合8月初旬から9月初旬、インターネットの場合は8月初旬から月末までとなりますので、申し込み忘れのないように願書が配布されたら早めに申し込み手続きをしましょう。
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